退院後の診察で、医師は患者さんの関節が順調に治ってきていることを確認します。必ず受診しましょう。
こんなときは病院へ連絡しましょう
- 手術した関節の痛みが増してきた場合
- ふくらはぎや太ももの痛みや腫れが気になる場合
- きずあとが異常に赤くなったり、熱を持ったり、膿や血などが出ている場合
- 呼吸困難や胸の痛みがある場合
- 38度以上の発熱がある場合
危険な動きは避けましょう
動きによっては、人工関節に大きな負担をかけることがあります。医師の指示を守りましょう。無理をしないことが人工関節を長持ちさせる上で大切です。以下のことがらに十分注意してください。
- 膝をねじらないようにしましょう。
- 衝撃の強い運動、たとえば長距離を走ったり、飛び跳ねたりすることはさけましょう。
- 転ばないようにしましょう。外出時には杖を使うとよいでしょう。
- 大工仕事など高い所での作業や高い所にくり返しのぼるような作業は、さけたほうがよいでしょう。
より安定した関節にするために
関節の周辺の筋肉がきちんとはたらくと、関節の安定性が高まります。入院中から、理学療法士や医師に相談し、自身にあった運動をみつけておくとよいでしょう。
この情報サイトの内容は、整形外科専門医の監修を受けておりますが、患者さんの状態は個人により異なります。
詳しくは、医療機関で受診して、主治医にご相談下さい。