痛みはまったく無くなるか、大きくやわらぎます。痛みの原因となっている骨を取り除いてしまうからです。
患者さんによって違いがありますが、術後約6週間程度は特に気をつけましょう。術後半年間脱臼しなければ、それ以降に脱臼することは極めてまれです。股関節の周辺の筋力がつくと股関節も安定してくるので、それまでは日常生活の動作に注意しましょう。ただし、足を組むのは引き続き避けるようにしてください。人工関節のデザインや取り付け角度、骨格の形によって脱臼しやすさは異なりますので、主治医とご相談ください。
術後約1ヶ月程度たてば問題ありません。手術の創が太ももの外側にある場合は、横になった時に手術したところが敷布団にあたり痛むことがあります。そのような時は軟らかいものを下に敷くなど工夫しましょう。
術後およそ3週間です。横向きで寝る時は、両足の間に座布団などを挟みましょう。その後、寝返りが一人でもできるようになったら、枕なしで横向き、うつぶせをしても問題ないでしょう。詳しくは、主治医とご相談ください。
身体の状態や、手術によっても異なりますので、主治医にお尋ねください。
術後3ヶ月~6ヶ月程度です。筋力の程度、また反対の股関節の程度などにより違いがあります。十分に筋力がついてからはずすようにしてください。また、心配な方はずっと杖を使用してください。杖の使用については、主治医にお尋ねください。
かまいません。転ばないように気をつけましょう。また、乗り降りの際に股関節をねじらないようにしましょう。
患者さんの状態や仕事の内容によって違いがありますので、主治医におたずねください。
人工関節は市販されているものではありません。そのため、一般の方が正しい情報を入手することは、難しいですので、種類については、主治医にご相談ください。